「ステレオミキサーって何?」「音声配信やゲーム実況でステレオミキサーが必要と聞いたけど、設定方法がわからない」という方は多いです。ステレオミキサーはWindowsパソコンに備わっている機能ですが、初期設定では無効になっていることが多く、見落とされがちです。
この記事では、ステレオミキサーとは何か・役割・Windowsでの有効化と設定方法・配信・録音での活用方法をわかりやすく解説します。
PR) MacでWindowsを使いたいならParallelsがおすすめ

Macで作業していると、Windows専用ソフトが必要になる場面がありますよね。そんなときに便利なのが、Mac上でWindowsを使えるソフト「Parallels Desktop(パラレルズ)」です。
Parallelsを使えば、Macの中にWindows環境を用意できるので、わざわざ別でWindowsパソコンを用意する必要がありません。しかも、再起動せずにmacOSとWindowsを同時に使えるので、普段の作業効率も落としにくいのが大きな魅力です。
仕事でWindows専用ソフトを使いたい方はもちろん、学校や趣味で特定のアプリを使いたい方にもぴったり。「Macは好きだけど、Windowsも必要」という人にとって、非常に相性の良いソフトです。
Mac 1台でできることをもっと広げたい方は、ぜひチェックしてみてください。
また、Windows環境を手軽に導入したい方にもおすすめです。
ステレオミキサーとは——PCから出る音をそのまま録音する機能
ステレオミキサー(Stereo Mixer)とは、パソコンが再生しているすべての音(音楽・動画・通話音・ゲーム音)をまとめてキャプチャ(録音入力)できる仮想デバイスのことです。
通常のマイク入力はマイクから入ってくる音声しか録音できませんが、ステレオミキサーを使うと「パソコンから出ている音そのもの」を音声入力として扱えます。これにより次のことが可能になります。
- YouTubeやSpotifyで再生中の音楽をそのまま録音する
- ゲーム配信でゲームの音声をリスナーに届ける
- ビデオ通話の相手の声も含めて全録音する
- 仮想DJ・音楽ソフトの出力を別のアプリに入力として渡す
ただし、著作権のある音楽などをステレオミキサーで録音・配信することは著作権侵害になる可能性があります。使用には注意が必要です。
Windowsでステレオミキサーを有効にする方法
Windowsのステレオミキサーは初期状態では無効(または非表示)になっていることが多いため、手動で有効化する必要があります。
Windows 11での設定手順
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンドの設定」を選択
- 「その他のサウンドの設定」をクリック(または設定→システム→サウンド→その他のサウンドの設定)
- 「サウンド」ウィンドウが開いたら「録音」タブをクリック
- 何もない空白部分を右クリックし「無効なデバイスの表示」を選択
- 「ステレオミキサー」が表示されたら右クリックして「有効」を選択
- 「OK」をクリックして保存
設定後、録音デバイスの一覧にステレオミキサーが表示されるようになります。
Windows 10での設定手順
手順はWindows 11とほぼ同じです。コントロールパネル→サウンド→録音タブから操作します。
ステレオミキサーが表示されない場合
サウンドカードのドライバーによってはステレオミキサー機能が提供されていない場合があります。この場合は次の対策があります。
- サウンドカードのドライバーを更新する(Realtek製なら「Realtek HD Audio Manager」をインストール)
- 仮想オーディオケーブルソフト(VB-Cable・Voicemeeterなど)を使う
ステレオミキサーの使い方——配信・録音での活用
OBS Studioでの使い方(ゲーム配信・画面録画)
ゲーム配信・画面録画でよく使われる「OBS Studio」でステレオミキサーを活用する方法を説明します。
- OBS Studioを開いて「設定」→「音声」を選択
- 「マイク/補助音声」の項目でデバイスを「ステレオミキサー」に設定
- これでOBSがPCから出るすべての音をキャプチャしてくれる
ただしこの設定ではゲーム音・BGM・通知音が混在してしまいます。ゲーム音だけをキャプチャしたい場合は「ウィンドウキャプチャ」や「ゲームキャプチャ」の音声ソースを使うほうが適切です。
Zoomでの使い方(オンライン会議・配信)
Zoomでステレオミキサーを音声入力に設定することで、PCで再生している音楽をオンライン会議の相手に届けることができます。ただしZoomは独自の「コンピューターの音声を共有する」機能を持っているため、そちらを活用するほうが設定がシンプルです。
Windows標準の「サウンドレコーダー」での録音
Windowsのサウンドレコーダーアプリでステレオミキサーをデバイスに設定すれば、PC上の音声を手軽に録音できます。音楽レッスンの録音・会議の音声録音・ウェブセミナーの保存などに使えます。
ステレオミキサーとVB-Cable(仮想オーディオケーブル)の違い
ステレオミキサーが利用できない環境では「VB-Cable」や「Voicemeeter」といった仮想オーディオデバイスソフトが代替として使われます。
VB-Cableとは
VB-Cableは無料の仮想オーディオケーブルソフトです。インストールすると「CABLE Input」と「CABLE Output」という仮想デバイスが追加され、アプリの音声出力を別のアプリの音声入力として渡せます。ステレオミキサーが使えないMac・Windowsユーザーに広く使われています。
Voicemeeterとは
Voicemeeterはより高機能な仮想ミキサーソフトです。複数の音声ソースをミックスしてルーティングできます。配信・録音のプロ環境では非常に重宝するツールですが、初心者には設定が複雑なことがあります。無料版と有料版(Voicemeeter Banana / Potato)があります。
ステレオミキサーを使う際の注意点
著作権に注意する
ステレオミキサーで録音した音楽・映像をインターネットで配信・公開することは、著作権法に触れる可能性があります。特にSpotify・Apple Music・YouTubeなどの音楽をそのまま録音・配信することは規約違反になります。
ハウリングに注意する
ステレオミキサーとマイク入力を同時に有効にすると、音声がループして「ハウリング(キーン・ブーという音)」が発生することがあります。ステレオミキサーを使う際は、マイクをミュートするか、スピーカーではなくヘッドフォンを使うとハウリングを防げます。
遅延(レイテンシー)が発生する場合
ステレオミキサーを経由すると若干の遅延が発生することがあります。リアルタイム配信では影響が出る場合があるため、専用オーディオインターフェースの使用も検討しましょう。
まとめ:ステレオミキサーはPC内の音声をキャプチャする便利な機能
- ステレオミキサーはPC内部の音声をそのまま録音入力として利用できる仮想デバイス
- Windowsでは「サウンド→録音タブ→無効なデバイスの表示」から有効化できる
- OBS Studio・Zoom・サウンドレコーダーなど様々なアプリで活用できる
- 対応していない場合はVB-Cable・Voicemeeterが代替として有効
- 著作権のある音楽の録音・配信には注意が必要
ステレオミキサーは一度設定してしまえば配信・録音の幅が大きく広がる便利な機能です。最初の設定で迷うことがあっても、この記事の手順通りに行えば問題なく有効化できます。ぜひ活用してみてください。
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