独特のデザインセンスで躍進を続けるNothingは、新型スマートフォン「Nothing Phone (3a)」の国内版を4月15日に発売します。価格は、8GBメモリ/128GBストレージモデルが5万4,800円、12GBメモリ/256GBストレージモデルが5万9,800円です。
GoogleのPixelシリーズと同じ名前のNothing aシリーズは、機能を削ぎ落とした劣化版・高コスパモデルです。ただ、今回の3aは他社の劣化版モデルと比べても充実した機能を揃えているように思えます。
しかも、価格が5万円台という超格安設定。Pixel 9aの7万9,900円やiPhone 16eの99,800円と比べると圧倒的です。
実際に手に取ってみないと分かりませんが、Nothing Phone (3a)は、今年のコスパ最強スマホになりそうですね。
スペック詳細

プロセッサには、Snapdragon 7s Gen 3を搭載。従来と比べて、CPU性能が最大33%、GPU性能が11%、AI性能が92%向上したことで、オンデバイスでのAI処理が高速化した。さらに、ゲーム向け機能のSnapdragon Elite Gamingが利用可能に。
カメラは、5,000万画素広角と800万画素超広角に加えて、新たに5,000万画素2倍望遠を搭載。従来より1眼増えた3眼構成へと進化しました。前面カメラは3,200万画素広角で、従来よりノイズを抑えつつ明るく撮影できるようになったとのこと。
ディスプレイは6.77型2,392×1,080ドットAMOLEDを搭載。120Hzのアダプティブリフレッシュレートや最大1,300cd/平方m(ピーク時3,000cd/平方m)の輝度、10億7,000万色の表示色数などに対応する。さらに、標準時で480Hz、ゲーミングモード時で1,000Hzのタッチサンプリングレートにも対応。
新たなボタン「Essential Key」

本体右側面に新しく搭載された「Essential Key」は、気になるコンテンツを画面キャプチャと音声録音で瞬時に保存できる画期的な物理ボタンです。
ボタンを押すと画面上のキャプチャ、長押しすると音声の録音が行なえます。そして、保存したコンテンツは、「Essential Space」という専用のフォルダにまとめられ、AIがアクションの提案や要約、整理などを行なってくれます。
その他スペック

そのほか、冷却性能が向上した4,500平方mmの大型ベイパーチャンバーや、最大2日間の通常使用が可能という5,000mAhバッテリ、50Wの急速充電なども搭載。
OSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.1です。
SIMはNano SIMカードとeSIMの両方をサポートし、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、NFC(FeliCa対応)なども備えます。
本体サイズは77.5×163.52×8.35mm、重量は201g。
カラーはブラック、ホワイト、ブルー(楽天モバイル限定)の計3色です。
Source: https://jp.nothing.tech/pages/phone-3a?variant=51956683604332