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NAND型フラッシュメモリとDRAMの違いとは?それぞれの違いを3つ解説!

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半導体メモリ

PCの補助記憶装置、二次記憶装置によく使用されている「NAND型フラッシュメモリ」。

PCの主記憶装置に用いられる「DRAM(Dynamic Random Access Memory)」。この2つには、どちらも半導体メモリという共通点がありますが、特性用途が大きく違います。

この記事では、NAND型フラッシュメモリとDRAMの違いを以下の3点から解説します。

  • 特性
  • 動作速度
  • 使用用途
目次

特性

まずこの2つの半導体メモリにある大きな違いは、「揮発性メモリか不揮発性メモリか」ということです。

NAND型フラッシュメモリは、PCの電源を切ってもデータ(記録)を保持することができるため、不揮発性メモリと呼ばれます。

一方で、DRAMはデータを保持するための構造上の理由から、リフレッシュと呼ばれる記録保持動作をしなければデータを保持し続けることができません。

そのため、PCの電源を切るとDRAM内にあるデータは消えてしまいます。このことから、DRAMは揮発性メモリと呼ばれます。

PCの電源を切っても「データを保持できるか、できないか」がNAND型フラッシュメモリとDRAMの大きな違いになります。

動作速度

ここでいう動作速度とは、データの読み書き速度のことです。

PCを快適に使用するうえで、動作速度は非常に重要です。動作速度はCPUやGPUなどの処理能力が大きく影響しますが、メモリやストレージが持つデータの読み書き速度もPCの性能に関わってきます。

一般的に、NAND型フラッシュメモリよりもDRAMの方が、データの読み書き速度が速いです。

近年のNAND型フラッシュメモリは従来よりも高速なりましたが、それでもDRAMの方が速いです。

よく「メモリを取り除いて、CPUから直接ストレージへデータの読み書きをしないの?」という疑問が上がりますが、それにはNAND型フラッシュメモリとDRAMの動作速度の違いが一因にあります。

NAND型フラッシュメモリよりも動作速度の速いDRAMをCPUとストレージの間にかませることで、PC全体の性能を向上しているのです。

使用用途

DRAMは、コンピュータのメインメモリとして使用さることがほとんどで、OSアプリケーションの実行データの一時的な保存などに利用されます。

DDR4や5などの「DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous DRAM)」は、DRAMの規格の1つ。

最新規格のモバイル端末向けDRAM「LPDDR5X(Low Power DDR5X)」は、「DDR SDRAM」の派生規格になります。

NAND型フラッシュメモリは、SSDUSBメモリSDカードなどのストレージデバイスとして使用されるため、PCに限らず、デジタルカメラや携帯電話、家電製品など様々な製品の記憶装置として利用されています。

まとめ

以上、NAND型フラッシュメモリとDRAMの違いについて、3つ解説しました。

この2つは、どちらもPCを構成するうえで重要なパーツです。ぜひ参考にしてみて下さい!

半導体メモリ

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