ソニーは2025年5月13日、Xperiaシリーズの最高峰モデル「Xperia 1 VII」を発表しました。
通信事業者モデルとSIMフリーモデルの両方から、6月上旬以降に発売予定で、SIMフリーモデルは5月20日より予約受付開始です。
SIMフリーモデルの価格は、メモリ16GB/ストレージ512GBモデルが23万5,000円前後、メモリ12GB/ストレージ512GBモデルが21万9,000円前後、メモリ12GB/ストレージ256GBモデルが20万5,000円前後です。
カメラ機能

注目のカメラは、背面が16mm超広角、24mm広角、85~170mm光学ズーム望遠の3眼構成で、前面が24mm。
広角レンズと望遠レンズに変更点は、あまり見られないが、超広角カメラは有効画素数が4,800万画素(記録画素数1,200万画素)とF2レンズに強化されています。
ウルトラHDRやAIを使った独自機能、クリエイティブルック、プロモードなどは従来と変わらず搭載。
新たなAIカメラ機能


本モデルから、AIを使った撮影機能が2つ追加。
1つは、AIによる高精度な被写体トラッキングで常に被写体を中央に捉える「AIカメラワーク」。
2つ目が超広角レンズと広角レンズを同時に利用し、AIの被写体トラッキングを駆使することで、広範囲の4K動画と、被写体をクローズアップしたフルHD動画を同時に撮影できる「オートフレーミング」です。
WALKMANから受け継いだサウンド技術

イヤホンジャックやスピーカーに関するサウンド機能では、従来と同じハイレゾ対応の3.5mmオーディオジャックに金を加えた高音質はんだを使用。
WALKMANシリーズで実績のある、この高音質はんだを使うことで、伝送ロスを最小限に抑制するとのこと。

また、プレミアムグレードのオーディオ集積回路を搭載したり、非磁性銅メッキ加工を施した高音質抵抗を使うことで、磁気干渉による音の歪みを低減するなど、Xperia史上、最高の有線時音質を実現しています。
内蔵スピーカーのフルステージステレオスピーカーでは、ソニー・ミュージックとの協業により、高音域を拡張。さらに、低~中音域が最大10%向上しています。

プロセッサ

プロセッサには、現状最高峰のSnapdragon 8 Eliteを搭載。メモリは12GBまたは16GB、内蔵ストレージ容量は256GBまたは512GB。最大2TBのmicroSDカードで、外部ストレージを拡張する事も可能。
ディスプレイ

ディスプレイは、従来同様に1,080×2,340ドット表示対応の6.5型有機EL。アスペクト比は19.5:9、リフレッシュレートは1~120Hz。
本モデルでは、ピーク輝度が20%向上し、ディスプレイ面と背面に照度センサーを搭載することで、環境照度を認識し、画面の明るさや色を自動調節機能が搭載されています。
無線LANはWi-Fi 7、Bluetoothは6.0に対応し、おサイフケータイにも対応。防水防塵性能はIPX5/IPX8、IP6X準拠。
インターフェースは、USB 3.2 Gen 1 Type-Cと3.5mmオーディオジャックで、指紋認証センサー一体型電源ボタン、ボリュームボタン、シャッターボタンを右側に搭載しています。
バッテリ容量は従来同様の5,000mAhで、バッテリ持ちは約2日間、4年後も最大容量80%を維持できる長寿命バッテリも引き続き搭載されています。Qi準拠のワイヤレス充電、おすそわけ充電にも対応する。
OSはAndroid 15で、OSアップデートは4回、セキュリティアップデートは6年間実施されます。
Source:https://www.sony.jp/xperia/products/xperia1m7/?s_pid=jp_xperia/main_250513_xpejrny