「AirPodsって何種類あるの?」と迷ったことはないでしょうか。
2016年の初代登場以来、AirPodsは何度もモデルチェンジを重ね、現在では数多くのラインナップが展開されています。
スタンダードな「AirPods」シリーズ、ノイズキャンセリング搭載の「AirPods Pro」、オーバーイヤー型の「AirPods Max」と、用途・価格帯・機能が大きく異なる3つのラインに分かれているため、初めて購入する方は迷ってしまいます。
この記事では、AirPodsの歴代モデルを初代から最新版まで一覧で紹介していきます。
どのモデルを選ぶべきか迷っている方にも、比較の参考として役立てていただけます。
AirPodsシリーズ全体の構成——3ライン
AirPodsは大きく3つのラインに分かれています。
購入前に、まずこの全体構成を把握しておきましょう。
- AirPods(スタンダードライン):開放型(カナル型ではない)のインナーイヤー型。カジュアルな日常使い向け。比較的リーズナブルな価格帯
- AirPods Pro:カナル型(耳の穴に差し込む)でアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載。高機能モデル
- AirPods Max:オーバーイヤー型(耳全体を覆う)のプレミアムヘッドホン。最高音質・最高機能を追求したフラッグシップ
AirPods(スタンダードライン)歴代モデル一覧
AirPods 第1世代(2016年12月発売)
2016年12月、iPhoneから3.5mmヘッドフォンジャックが廃止されたタイミングと合わせて登場した記念すべき初代AirPodsです。
Lightning充電ケース付きで、ワイヤレスイヤホン市場を一変させた革命的な製品です。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple W1チップ
- 接続:Bluetooth 4.2
- イヤホン単体の再生時間:最大5時間
- ケース込みの総再生時間:最大24時間
- 充電:Lightningケース
ノイズキャンセリングなし・防水非対応ですが、当時としては自動接続・装着検出・Siriとのシームレスな連携など、他社にはない機能が高く評価されました。
AirPods 第2世代(2019年3月発売)

第1世代から約2年後に登場した第2世代は、Apple H1チップを搭載しW1チップからのアップグレードを果たしました。
接続速度・切替速度が向上し、「Hey Siri」をハンズフリーで呼び出せるようになりました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H1チップ
- 接続:Bluetooth 5.0
- イヤホン単体の再生時間:最大5時間
- ケース込みの総再生時間:最大24時間(通話は最大18時間)
- 充電:Lightningケース(ワイヤレス充電ケースオプションあり)
- ハンズフリー「Hey Siri」対応
AirPods 第3世代(2021年10月発売)

デザインが大幅に刷新され、AirPods Proに近いステム(軸)が短いフォルムになりました。
空間オーディオ・ダイナミックヘッドトラッキング対応となり、音楽体験が格段に向上しました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H1チップ
- 防水:IPX4等級(飛沫・汗に耐性)
- イヤホン単体の再生時間:最大6時間
- ケース込みの総再生時間:最大30時間
- 充電:MagSafe対応Lightning充電ケース(後にUSB-C対応版も発売)
- 空間オーディオ・ダイナミックヘッドトラッキング対応
AirPods 第4世代(2024年9月発売)

2024年秋に登場した最新のスタンダードAirPodsです。
充電ポートがUSB-Cに変更され、ノイズキャンセリングなしモデルとノイズキャンセリングありモデルの2種類がラインナップされました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H2チップ
- 接続:Bluetooth 5.3
- 防水:IP54等級(より高い防水性能)
- 充電:USB-Cケース(MagSafeにも対応)
- ANCモデル:アクティブノイズキャンセリング搭載
- イヤホン単体の再生時間:最大6時間(ANCオン時5時間)
- ケース込みの総再生時間:最大30時間
AirPods Pro歴代モデル一覧
AirPods Pro 第1世代(2019年10月発売)

AirPodsシリーズ初のカナル型イヤホン(耳の穴に差し込むタイプ)として登場。
業界を驚かせたアクティブノイズキャンセリング(ANC)と外部音取り込みモードを搭載し、プレミアムイヤホン市場に革命をもたらしました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H1チップ
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載
- 外部音取り込みモード搭載
- 防水:IPX4等級
- イヤホン単体の再生時間:最大4.5時間(ANCオン時)
- ケース込みの総再生時間:最大24時間
- 感圧センサー(イヤホン側面を押して操作)
AirPods Pro 第2世代(2022年9月発売)

AirPods Proの完全刷新版。Apple H2チップを搭載し、ANCの性能が第1世代比で2倍に向上しました。
ケースにも内蔵スピーカーが追加され、「探す」機能でケース自体を音で探せるようになりました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H2チップ
- ANC性能:第1世代の2倍の騒音低減効果
- 防水:IP54等級(イヤホン・ケース両方)
- イヤホン単体の再生時間:最大6時間(ANCオン時)
- ケース込みの総再生時間:最大30時間
- ケースに内蔵スピーカー搭載(探す機能対応)
- 2023年アップデートで「難聴補助機能」「音量バランス調整」追加
- USB-C充電対応モデルも発売(2023年秋)
AirPods Pro 第3世代(2025年9月発売)
チップ自体はH2チップから変更なしながら、新しい音響アーキテクチャ・新形状イヤーチップ・心拍数センサー搭載で大幅進化を遂げました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H2チップ(据え置き/ただし新音響アーキテクチャ採用)
- ANC性能:AirPods Pro 2と比べて最大2倍の不要な雑音を低減(第1世代比では最大4倍)
- 防水・防塵:IP57等級に改良(Pro 2はIP54)
- イヤホン単体の再生時間:ANCオン時で最大8時間(Pro 2の6時間から2時間延長)
- ケース込みの総再生時間:ANCオン時で最大24時間(Pro 2の30時間から6時間減)
- 心拍数センサー新搭載:50種類ものワークアウトで心拍数と消費カロリーを把握できる心拍数センサーを搭載。iPhoneでムーブリングや歩数などもチェック可能
- ライブ翻訳機能:AirPodsで対面会話のリアルタイム翻訳に対応(Apple Intelligence対応iPhone必要)
- 新形状イヤーチップ:XXS/XS/S/M/Lの5サイズ展開(XXSが新規追加)
- デザイン刷新:ステム(枝の部分)が少し外に広がる構造になり、重心バランスが改善。ケース込み55gで前モデルより8g軽量化
- 充電ケース:MagSafe+USB-C+Qi対応、内蔵スピーカーで「探す」対応継続
- ヒアリング補助モード使用時:最大10時間再生
- ワークアウト時(心拍数センサー使用):最大6.5時間再生
AirPods Max歴代モデル一覧
AirPods Max 第1世代(2020年12月発売)

AirPodsシリーズで唯一のオーバーイヤー型ヘッドホンとして登場。
アルミニウム・ステンレス・メッシュを使ったプレミアムな質感と最高峰の音質で、発売と同時に大きな話題を呼びました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H1チップ(左右各1個)
- ドライバー:40mmダイナミックドライバー
- ANC・外部音取り込みモード搭載
- 空間オーディオ対応
- 再生時間:最大20時間
- 充電:Lightningケーブル
- 価格:79,800円(税込)
AirPods Max 第1世代 マイナーチェンジ(2024年9月発売)

2024年秋に登場したマイナーチェンジモデル。
外観デザインは初代とほぼ同じながら、充電がUSB-Cに変更され、カラーバリエーションが明るい5色(ミッドナイト、スターライト、ブルー、パープル、オレンジ)に刷新されました。
主なスペック・特徴:
- 充電:USB-C(LightningからUSB-Cへ変更)
- 新カラーバリエーション5色展開
- その他の基本仕様は初代とほぼ同等
- 価格:84,800円(税込)
AirPods Max 第2世代(2026年4月発売)

初代AirPods Max(2020年12月発売)から約5年4ヶ月ぶりの本格刷新。
価格は税込89,800円(前モデルから5,000円値上げ)。
最大の進化はH1チップからH2チップへの世代交代で、これによりAirPods Pro 2/Pro 3で人気だった「適応型オーディオ」「会話感知」「ライブ翻訳」などのインテリジェンス機能がMaxシリーズに初搭載されました。
主なスペック・特徴:
- チップ:Apple H2チップ(初代のH1から世代交代)
- ANC性能:前世代より最大1.5倍効果的なANC。飛行機エンジンや通勤電車のノイズをさらに抑制
- 新機能(H2搭載で初対応):
- 適応型オーディオ(ANCと外部音取り込みを環境に応じて自動調整)
- 会話感知(話し始めると音量を自動で下げる)
- 声を分離(通話時のノイズ抑制)
- ライブ翻訳(Apple Intelligence活用、対面会話の翻訳)
- 音質:新しいハイダイナミックレンジアンプを搭載し、AirPods Maxの素晴らしいサウンド特性を維持しながら、さらにクリーンなオーディオを実現
- ロスレスオーディオ:USB-Cケーブル接続時には24bit/48kHzのロスレスオーディオに対応。超低レイテンシーオーディオも対応(ゲーム・音楽制作向け)
- 空間オーディオ:パーソナライズされた空間オーディオ+ダイナミックヘッドトラッキング対応
- バッテリー再生時間:アクティブノイズキャンセリングを有効にした場合は最大20時間(前モデル据え置き
- カラー:ミッドナイト、スターライト、オレンジ、パープル、ブルーの5色(USB-C版から継承)
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少しでも価格を抑えたいなら、中古Apple製品を広く取り扱っているイオシスがおすすめです。
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AirPodsの選び方——ライフスタイル別おすすめモデル
歴代モデルを踏まえて、どのAirPodsを選ぶべきか迷っている方向けに整理します。
日常使い・コスト重視の方→ AirPods 第4世代
価格を抑えつつ最新機能を使いたい方には、AirPods 第4世代がおすすめです。
ノイズキャンセリングが不要であれば2万円台から購入でき、USB-C対応・空間オーディオ対応と機能も充実しています。
開放型なので装着時間が長くても耳が疲れにくいメリットもあります。
通勤・通学・集中作業→ AirPods Pro 第2世代
電車や騒がしい環境で音楽を楽しみたい、外の音を遮断して集中したいという方にはAirPods Pro 第2世代が最適です。
H2チップのANCは業界トップクラスの騒音低減効果を誇り、一度体験すると手放せなくなります。
外部音取り込みモードで周囲の音を自然に取り込む機能も優れています。
音楽を本格的に楽しみたい方→ AirPods Max
自宅での音楽鑑賞・映画視聴・テレワーク中のBGMなど、じっくり腰を据えて高品質な音楽を楽しみたい方にはAirPods Maxが向いています。
価格は10万円以上しますが、音質・装着感・ノイズキャンセリング性能ともにAirPodsシリーズで最高峰です。
予算を抑えたい方→ AirPods 第3世代(中古・旧モデル)
中古市場や整備済み品を活用すれば、第3世代のAirPodsを1万円台で入手できることもあります。
空間オーディオ・MagSafe充電対応と機能面でも現役で十分使えるため、コストパフォーマンス重視の方にはおすすめです。
まとめ:AirPodsは世代・ラインで選ぶのが正解
AirPodsの歴代モデルと選び方をまとめます。
- AirPodsにはスタンダード・Pro・Maxの3ラインがある
- スタンダードは現在第4世代まで、ProとMaxは第2世代まで
- ノイズキャンセリングが必要かどうかが選び方の最大の分岐点
- 通勤・集中作業にはAirPods Pro、日常使いにはAirPods 第4世代、本格音楽鑑賞にはAirPods Maxがおすすめ
- コストを抑えるなら中古の旧世代モデルも選択肢に入れる
AirPodsは高価な買い物になるため、どのモデルが自分に合っているかをしっかり確認してから購入することが重要です。
用途・予算・ライフスタイルに合ったAirPodsを選んで、日常の音楽体験をより豊かにしてください。

