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インテル第13・14世代は避けるべき?時限爆弾と言われるCPU問題の正体

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1年以上前、インテルCoire iシリーズで騒がれたCPUの不具合。

自作PC界隈やゲーミングPCにおいて、Intelの第13世代・第14世代CPUが時限爆弾CPUなんて表現が使われていました。

結論から言うと、これは主にIntel Core第13世代・第14世代の一部デスクトップ向けCPUで報告された不安定化問題を指しています。

ただし、すべてのIntel CPUが危険という話ではありません。

問題になったのは、主にRaptor Lake世代と呼ばれる第13世代・第14世代の一部デスクトップCPUです。Intelは2024年7月時点で、一部の第13世代・第14世代デスクトップ向けCPUにおいて、動作電圧が高くなりすぎることが不安定化の原因になっていると説明しました。

その後、IntelはマイクロコードやBIOSアップデートによる対策を進め、対象CPUについて保証期間の延長も行いました。報道によると、Intelは第13世代・第14世代Coreプロセッサーの保証を2年延長し、通常3年から合計5年相当に拡大しています。 

この記事では、第13世代・第14世代が時限爆弾CPUと言われる理由、実際に何が問題だったのか、今Intel CPU搭載PCを買っても大丈夫なのか、すでに対象CPUを使っている人がやるべき対策などを解説します。

目次

インテルCPUで主に報告された不具合

購入した直後では、正常版と同様に普通に使えるケースが多いそうですが、その後主に以下のような不具合が発生するようです。


・しかし数カ月〜1年ほど使うと不安定になる可能性がある
・ゲームや高負荷作業中にクラッシュする
・一度劣化するとBIOSアップデートだけでは元に戻らない場合がある

そのため「いつか壊れる爆弾を抱えているようだ」と言われる。

問題の中心は、CPUが高い電圧で動作し続けた結果、徐々に不安定化する可能性があるという点です。

この“時間差で不具合が出るかもしれない”という印象から、「時限爆弾」という強い言葉が使われるようになりました。

特に高いスペックを要するゲーミングPCや自作PCでは、CPUに高い負荷がかかる場面が多いため、クラッシュやブルースクリーン、ゲームの強制終了といった症状が目立ちやすくなるようです。

問題になったのは主に第13世代・第14世代Core iシリーズ

インテルには数多くのCPUが存在しますが、実際に大きく問題視されたのは、主に以下の世代です。

・Intel Core 第13世代
・Intel Core 第14世代
・特にデスクトップ向けの高性能モデル
・Core i9、Core i7、一部Core i5など

第13世代・第14世代は、ゲーミングPCやクリエイター向けPCで広く使われた世代です。

Core iシリーズの最終版で性能が高く、ゲーム・動画編集・配信・3D制作などにも強いCPUでした。

一方で、高性能化のために消費電力や発熱も大きくなりやすく、マザーボード側の設定やCPUの動作制御によっては、かなり高い電圧で動作するケースがありました。

Intelは2024年10月に、Raptor Lake世代の不安定化問題について、Vmin Shift Instabilityと呼ばれる現象を根本原因として説明し、複数の緩和策を公開したと報じられています。 

ただし重要なのは、アップデートは今後の劣化リスクを抑えるためのものであり、すでに劣化して不安定になったCPUを完全に修復するものではないという点です。

なぜIntel CPUが時限爆弾と言われたのか

Intel第13世代・第14世代CPUが「時限爆弾」と言われた背景には、主に3つの理由があります。

1つ目は、症状がすぐに出ない場合があることです。

初期不良のように、購入直後から明確に壊れているわけではありません。

数カ月は問題なく動作していたのに、ある時期からゲームが落ちる、アプリがクラッシュする、ブルースクリーンが増える、といったケースが報告されました。

この「最初は普通に使える」という点が、ユーザーにとって非常に厄介です。

2つ目は、一度不安定になったCPUはアップデートだけでは直らない可能性があることです。

BIOSアップデートやマイクロコード更新は、今後の不安定化を防ぐためには重要です。

しかし、すでにCPUが劣化してしまっている場合、その劣化自体をソフトウェア更新で元に戻すことはできません。

その場合は、保証交換や修理対応が必要になる可能性があります。

3つ目は、対象CPUが高価なモデルに多かったことです。

Core i9やCore i7などの上位モデルは、決して安いCPUではありません。

ゲーミングPC全体で見れば20万円〜40万円クラスのPCに搭載されていることも多く、購入者からすれば「高いお金を払ったのに不安定になるかもしれない」という不安が強くなります。

具体的な不具合

Intel第13世代・第14世代CPUの不安定化問題では、前述した主な不具合の他に以下のような症状も報告されることがあります。

・Unreal Engine系のゲームやアプリでエラーが出る
・ブルースクリーンが発生する
・PCが突然再起動する
・動画編集やエンコード中に落ちる
・高負荷時にアプリが強制終了する
・ブラウザや一般作業でも不安定になる
・OSの再インストールをしても改善しない

特にゲーマーの間では、ゲームのクラッシュが目立ちやすかったため、かなり大きな話題になりました。

最初はGPUやメモリ、電源、ゲーム側の不具合だと思われることもあります。

しかし、パーツを交換しても直らない、設定を下げても直らない、特定のIntel CPU環境で似たような症状が出る、といった報告が重なり、CPU側の問題として注目されるようになりました。

もちろん、PCのクラッシュ原因はCPUだけではありません。

メモリ不良、電源不足、GPUドライバ、Windowsの不具合、マザーボードの設定、冷却不足など、さまざまな原因が考えられます。

そのため、Intel第13世代・第14世代CPUを使っているからといって、クラッシュの原因が必ずCPUだと決まるわけではないですが、対象世代のCPUを使っていて、特に高負荷時のクラッシュが続く場合は、BIOSやマイクロコードの更新状況を確認した方がいいでしょう。

具体的な原因は何だったのか

Intelが説明している主な原因は、高すぎる動作電圧です。

Intelは2024年7月の公式コミュニティ投稿で、一部の第13世代・第14世代デスクトッププロセッサーにおいて、不安定性の原因は動作電圧の上昇であり、その電圧上昇はマイクロコードアルゴリズムによる不適切な電圧要求に由来すると説明しました。 

CPUは高性能に動かすために、クロックや電圧を細かく制御しています。

負荷が高いときは性能を引き出すために電圧を上げます。

しかし、その制御が適切でない場合、CPUに過剰な負担がかかる可能性があります。

この問題は、単純に「冷却が足りないから熱で壊れた」という話だけではありません。

もちろん冷却不足もPCの不安定化につながりますが、今回の問題では、CPUに対して不適切な電圧要求が行われたことが大きなポイントです。

そのため、冷却性能の高いPCでも、条件によっては不安定化する可能性があると考えられます。

BIOSアップデートで解決するのか

対象CPUを使っている人にとって、これが一番気になります。

結論としては、まだ症状が出ていないCPUであれば、BIOSアップデートは非常に重要です。

BIOSアップデートには、Intelのマイクロコード更新が含まれている場合があります。

これにより、CPUへの過剰な電圧要求を抑え、今後の不安定化リスクを下げることが期待できます。

Dellは2025年5月2日から、対象モデル向けにIntelのマイクロコード更新を含むBIOSアップデートを提供しており、安定性維持のために最新BIOSへの更新を強く推奨しています。 

一方で、すでにCPUが劣化している場合は、BIOSアップデートだけでは完全に改善しない可能性があります。

この場合、アップデート後もクラッシュが続くことがあります。

その場合は、PCメーカーやIntelのサポートに相談し、保証対応を確認するのが現実的です。

すでに対象CPUを使っている人がやるべきこと

すでにIntel第13世代・第14世代CPUを搭載したPCを使っている場合、まずやるべきことは以下です。

1. 自分のCPU型番を確認する

まずは、自分のPCに搭載されているCPUを確認しましょう。

Windowsなら、以下の方法で確認できます。

・設定アプリを開く
・「システム」を選ぶ
・「バージョン情報」を開く
・「プロセッサ」の項目を見る

または、タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブからも確認できます。

デスクトップ専用CPUのCore i7-13700K、Core i9-13900K、Core i7-14700K、Core i9-14900Kなど、第13世代・第14世代の型番が表示されている場合は、今回の話題と関係する可能性があります。

2. メーカー公式サイトでBIOSを確認する

次に、PCメーカーまたはマザーボードメーカーの公式サイトで、BIOSアップデートが提供されていないか確認します。

メーカー製PCなら、Dell、HP、Lenovo、マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房などのサポートページを。

自作PCなら、ASUS、MSI、GIGABYTE、ASRockなど、マザーボードメーカーのサポートページを確認します。

BIOSアップデートは慎重に行う必要があるため、途中で電源が落ちると起動しなくなるリスクもあるため、作業中に電源を切らないよう注意しましょう。

3. 高負荷時のクラッシュがないか確認する

ゲーム、動画編集、エンコード、ベンチマークなどでPCが頻繁に落ちる場合は注意が必要です。

特に、以下のような症状が続くなら、CPU不安定化問題の可能性も考えられます。

・特定のゲームだけでなく複数のゲームが落ちる
・Windowsを入れ直しても直らない
・メモリチェックで異常がない
・GPUドライバを更新しても改善しない
・BIOS更新後もクラッシュする

この場合は、自己判断で電圧設定をいじり続けるより、購入店やメーカーサポートに相談した方が安全です。

4. 保証期間を確認する

対象CPUについては、Intelが保証期間を延長しています。

報道では、対象となる第13世代・第14世代Coreプロセッサーについて、保証が2年延長されたとされています。 

ただし、実際の保証対応は、購入形態によって変わる場合があります。

・CPU単体で購入した
・BTOパソコンとして購入した
・メーカー製PCとして購入した
・中古で購入した
・フリマアプリで購入した

これらによって、問い合わせ先や保証の扱いが変わる可能性があります。

新品で購入している場合は、購入店やメーカーサポートに相談しましょう。

中古品の場合は保証が受けられない可能性もあるため、購入前に注意が必要です。

今からIntel第13世代・第14世代PCを買っても大丈夫?

ここがかなり悩ましいところです。

結論としては、価格がかなり安く、BIOS更新済みで、保証がしっかりしているなら選択肢には入るものの、積極的におすすめしやすい状況ではありません。

特に、Core i9-13900K、Core i9-14900K、Core i7-14700Kなどの高性能モデルを中古で買う場合は慎重になった方がいいです。

・高負荷で長期間使われていた
・BIOSアップデートされていなかった
・電圧設定が高いまま使われていた
・オーバークロックされていた
・すでに軽度の不安定化が始まっている

こういったリスクがあり、新品やBTOなら保証がありますが、中古CPUや中古ゲーミングPCでは、トラブル時の対応が難しくなる場合があります。

そのため、今からPCを買うなら、以下がオススメです。

・第12世代Intelを選ぶ
・Core Ultra世代を選ぶ
・AMD Ryzenを選ぶ
・第13世代・第14世代を買うなら保証付き新品にする
・中古のCore i9/i7上位モデルは慎重に見る

もちろん、第13世代・第14世代のすべてが今すぐ壊れるわけではありません。

BIOS更新済みで安定して動いているPCも多くあります。

ただし、不安要素を避けたいなら、あえて問題が話題になった世代を選ぶ必要はないでしょう。

ノートPC用Intel CPUも時限爆弾なのか

「Intel第13世代・第14世代が危ない」と聞くと、ノートPCも危ないのではないかと思うかもしれません。

しかし、今回大きく問題になったのは、主にデスクトップ向けCPUです。

ノートPCには別の型番のCPUが使われているため、今のところ問題は報告されていないません。

ただし、ノートPCでもBIOSアップデートは重要です。メーカーが安定性改善のアップデートを出している場合は、適用しておく方が安心です。

Intel CPUはもう買わない方がいいのか

では、Intel CPU自体を避けるべきなのでしょうか。

個人的には、そこまで極端に考える必要はないと思います。

Intel CPUには、今でも多くのメリットがあります。

・対応ソフトが多い
・メーカー製PCの選択肢が豊富
・ビジネス向けPCで採用例が多い
・シングル性能が高いモデルも多い
・ノートPCでは省電力性に優れたモデルもある
・Thunderboltなど周辺機器との相性面で強い機種もある

問題なのは「Intelだから全部ダメ」という話ではなく、特定世代・特定モデルで大きな不安定化問題が起きたということです。

そのため、今からPCを買うなら、世代と用途を見て選ぶことが大切です。

AMD Ryzenを選ぶのはアリ?

Intel第13世代・第14世代問題をきっかけに、AMD Ryzenへ乗り換える人も増えました。

特に自作PCやゲーミングPCでは、Ryzen 7 7800X3DやRyzen 7 9800X3Dなど、ゲーム性能に強いCPUが人気です。

AMD Ryzenのメリットは以下です。

・ゲーム性能が高いモデルがある
・消費電力を抑えやすいモデルがある
・AM5プラットフォームの将来性がある
・Intel第13世代・第14世代問題を避けられる
・コスパの良いモデルも多い

もちろん、Ryzenにも相性問題やBIOS更新の必要性はあります。

どちらが絶対に正解というより、用途に合わせて選ぶのが重要です。

ただ、「第13世代・第14世代Intelの不安がどうしても気になる」という人にとって、Ryzenはかなり有力な選択肢になりますね。

Intel第12世代は大丈夫?

第12世代Intel Coreは、今回の第13世代・第14世代問題とは別世代です。

そのため、同じ文脈で「時限爆弾」と言われることは基本的に少ないです。

第12世代は現在でも中古PCや型落ちPCでよく見かけます。

性能もまだ十分で、一般用途や軽めのゲーム、ブログ作業、動画視聴、事務作業なら十分使えます。

価格も下がっているため、コスパ重視なら第12世代Intel搭載PCは十分選択肢に入ります。

まとめ:インテルの時限爆弾CPUは、全てが危険という意味ではない

インテルの時限爆弾CPUは、主にIntel第13世代・第14世代デスクトップ向けCPUの不安定化問題を指して使われます。

原因としては、過剰な動作電圧やマイクロコードの問題が関係しており、Intelも一部CPUの不安定化問題を認め、BIOSアップデートや保証延長などの対応を行っています。 

ただし、すべてのIntel CPUが危険という話ではありません。

第12世代Intelや最新のCore Ultra世代、ノートPC向けCPUまでまとめて「時限爆弾」ではなく、ほんの一部の製品のみです。

一方で、第13世代・第14世代の高性能デスクトップCPU、特にCore i9やCore i7上位モデルを中古で買う場合は注意が必要です。

今からPCを買うなら、以下のように考えると失敗しにくいです。

・不安を避けたいなら第13世代・第14世代の中古上位モデルは慎重に
・すでに使っているならBIOSアップデートを確認
・クラッシュが続くならメーカーや購入店に相談
・新品で買うなら保証内容を重視
・ゲーム重視ならRyzenも比較対象に入れる
・Intel全体を避ける必要はないが、世代選びは重要

大切なのは、どの世代のCPUなのか、BIOSは更新されているのか、保証はあるのか、そして自分の用途に合っているのかを確認することです。

PC選びでは、CPUの性能だけでなく、安定性・保証・冷却性能まで含めて判断するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

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