以前から発売が噂されているApple製スマートリング「Apple Ring」ですが、ここにきて販売されない説が浮上してきました。
海外のウェブメディアChannelNewsは、「Bloombergによると、Appleは積極的にスマートリングを開発しておらず、発売する予定もない」と述べており、その理由として、「まだ成長の余地があるApple Watchの価値を下げてしまうから」と答えています。
確かに、スマートリングの役割は、主に健康指標の計測になるので、計測性能の違いはあるものの、Apple Watchの機能と被ってしまうのは事実です。
サムスンの場合、Galaxy Wathcと7月に発売したGalaxy Ringの両方を展開していますが、Appleとしては、「健康管理ができるウェアラブルデバイスは、Apple Watchで十分」と考えているのかもしれません。
以前からAppleがスマートリングに関する特許を申請していたことや、iPhoneの競合であるサムスンがスマートリング業界に進出していきたことから、「Apple Ring」の登場が期待されていましたが、どうやら、まだ先の話になりそうです。

Source:https://www.channelnews.com.au/will-wearables-slugfest-see-apple-exit-the-ring/