Samsungは5月13日、Galaxyシリーズから新型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」を発表しました。
本機の詳細を語るうえで一番欠かせない特徴は、何と言ってもその薄さです。
5.8ミリという極薄厚に詰め込まれたボディは、Samsungがこれまで発売してきたAndroidスマートフォン史上最薄とのこと。ただ、この厚さはカメラバンプを含まないため、実際の厚さではありませんが、実際に持ってみれば、これまでのスマホと違うと感じられるのは確かなはずです。

ちなみに、今年に入ってからずっと噂されているAppleの新シリーズスマホ「iPhone 17Air」ですが、リーク情報だと厚さ5.5mmとなっています。これが事実だとすれば、あっさりS25 Edgeの魅力を奪ってしまうことになりますが、まだ詳細はわかりません。
先日発表された「REDMAGIC 10 Air」のように、最近はスペックやバッテリー性能を削ってまで、薄さを極めるスマホが流行のようですね。ただ、消費者たちはスマホがちょっと薄くなるよりも、サクサク動くプロセッサや高性能カメラ、1日中使えるバッテリー容量を欲しがるはずなので、こういった類のスマホはニッチな層にしか刺さらないような気もします。
Galaxy S25 Edgeのスペック

Galaxy S25 Edgeの発売日は、5月30日。しかし、日本での発売は未定なため現時点で手に入れるのは一苦労しそうです。価格は1099ドル(約16万2500円)からとなっています。
プロセッサには、Qualcommの最上位SoC「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載。メモリは12GBで、ストレージは256GBと512GBの2通りのみです。
背面カメラは200MPの広角と12MPの超広角の2眼構成。前面カメラは12MPです。プロサッサは申し分ないものの、カメラはミドルレンジクラスにまでスペックが落ちているのが気になるところです。

ディスプレイは6.7インチのAMOLEDという、かなりの大画面。防水防塵性能はIP68で、搭載バッテリーは3,900mAhと、Galaxy S25シリーズの中では最も容量が少ないです。
主要なAI機能は、他シリーズと同様に利用可能。縦横は158.2 x 75.6ミリ。重さは163グラム。本体色は、チタニウムシルバー・チタニウムブラック・チタニウムアイスキューブ(白)の計3色です。