月末が近づくたびに、スマホのギガ残量が気になってしまう——そんな経験、きっと誰にでもあるはずです。
「今月もギガを使い切ってしまった……」そんなとき、「LINE電話はまだ使えるのだろうか?」と疑問に思ったことはないでしょうか?
普段、電話代わりに当たり前のように使っているLINE通話が、速度制限のかかった状態でも問題なくできるのかどうかは、多くの人が気になるポイントです。
この記事では、LINE電話とギガの関係をわかりやすく解説したうえで、速度制限がかかった状態でも問題なく通話できるケース・できないケース、そしてギガ不足を根本的に解決するためのキャリア選びまで、詳しくご紹介します。
結論:LINE電話ができるかは「通信キャリア」によって異なる

先に結論を述べると、速度制限がかかった状態でLINE電話ができるかどうかは、ご利用の通信キャリアによって異なります。
LINE電話(音声通話)は、動画ストリーミングやWeb閲覧と比べて、必要とするデータ通信量がはるかに少ないため、ある程度の速度さえ確保できていれば通話は可能です。
ここでポイントになるのが、速度制限時にどのくらいの通信速度が維持されるかです。
主要キャリアの速度制限時の通信速度は、おおよそ以下のとおりです。
- ahamo(ドコモ):最大1Mbps
- ワイモバイル(ソフトバンク):最大1Mbps
- povo(au):最大128Kbps
- UQモバイル(au):最大300Kbps〜1Mbps(プランによる)
- IIJmio・格安SIM各社:最大200Kbps〜300Kbps程度
このように、キャリアによって128Kbpsから1Mbpsと大きな差があります。この速度の違いが、LINE電話の可否を左右します。
1Mbpsならば、LINE音声通話は問題なく使える

LINEの音声通話(ビデオなし)に必要な通信速度は、おおよそ100〜300Kbps程度とされています。
したがって、速度制限時に1Mbpsの通信速度が確保されているキャリア(ahamoや楽天モバイルなど)であれば、LINE音声通話は問題なく利用できます。声が途切れたり、接続が切れたりすることもほとんどなく、快適に通話できるでしょう。
一方、速度制限時に128Kbps程度しか出ないキャリア(povoなど)の場合は、LINE音声通話でも音声が途切れたり、接続が不安定になる可能性があります。128Kbpsというのは、テキストメッセージの送受信ならなんとかなるものの、リアルタイムの音声通話には十分な速度とは言えません。
LINEのビデオ通話(テレビ電話)は速度制限中は使えない

LINEには、相手の顔を見ながら話せるビデオ通話機能もありますが、こちらは音声通話よりもはるかに多くのデータ通信量を必要とします。
LINEビデオ通話に必要な通信速度は、画質にもよりますが最低でも1〜3Mbps程度が目安とされています。
速度制限がかかっている状態では、たとえ最大1Mbpsが出るキャリアであっても、実際の通信速度は安定しないため、ビデオ通話中に映像が固まったり、エラーが発生したりする可能性が高いです。
速度制限中のビデオ通話はほぼ実用に耐えないと考えておいた方が良いでしょう。どうしても顔を見ながら話したい場合は、Wi-Fiに接続してから使うことをおすすめします。
ギガ節約のためにLINE音声通話を控えるのは、実はもったいない

「残りギガが少ないから、LINE電話を控えよう」と思っている方もいるかもしれません。しかし、これはあまり効率的な節約とは言えません。
LINEの音声通話で消費するデータ量は、1分あたり約0.3〜0.5MB程度です。10分通話しても3〜5MB程度にしかなりません。
一方、同じ時間でも動画や音楽ストリーミングは桁違いのデータを消費します。
- YouTube(標準画質):1分あたり約5〜7MB
- YouTube(高画質1080p):1分あたり約20〜30MB
- Spotify(高音質):1分あたり約3〜4MB
- Netflix(標準画質):1分あたり約約7〜10MB
このように、音楽・動画ストリーミングはLINE音声通話の10〜60倍以上のデータを消費します。ギガを節約したいなら、LINE通話を控えるよりも、動画や音楽アプリの利用を見直す方がはるかに効果的です。
速度制限中でも確実に通話できる方法:電話番号宛の通話

LINE電話ではなく、電話番号を直接ダイヤルして通話する方法(キャリア通話)であれば、ギガが不足した速度制限中でも問題なく通話できます。
これは、キャリア通話が音声通話専用の回線を利用するためで、データ通信の速度制限の影響を受けません。声が途切れることもなく、安定して通話できます。
ただし、キャリア通話には通話料金がかかります。一般的な通話料金は「22円/30秒(税込)」程度で、長電話になると料金がかさみます。
通話料金を抑えるためには、以下のような通話オプションを活用しましょう。
- 5分かけ放題:1回の通話が5分以内であれば何度でも無料
- 完全かけ放題:通話時間・回数に関わらず定額
- 楽天リンク(楽天モバイルユーザー):楽天リンクアプリ経由の通話は完全無料
速度制限がよくかかる方は、こうした通話オプションも合わせて検討すると安心です。
ちなみにLINEMOなら、ギガがなくてもLINEが自由に使える

LINEMOでは「LINEギガフリー」というサービスが提供されており、月間のデータ容量を使い切って速度制限がかかった状態でも、LINEの音声通話・ビデオ通話・トーク(テキスト・スタンプ・写真など)が通信量にカウントされず、通常通り利用できます。
つまり、速度制限中でもLINEに関しては一切制限なしで使えるということです。LINEを日常的にヘビーに使う方にとっては、非常に心強いサービスと言えるでしょう。
ただ、LINE以外のアプリでは、もちろん速度制限がかかるので、正直すごく助かるかと言われれば微妙なところです。
今後はますますギガの消費量が増えていく
近年、スマホで消費するデータ量は右肩上がりで増え続けています。
動画コンテンツの高画質化や短尺動画(リール・TikTokなど)の普及、さらにはAIアシスタントやAIチャットサービスの日常的な利用など、データ通信を大量に消費するサービスがどんどん増えています。
以前は20GBあれば十分だった人が、今では30〜40GBないと月末にギガ不足になる、というケースも珍しくありません。今後も、この傾向はさらに加速していきます。
毎月ギガが足りなくなる、あるいは速度制限が心配という方は、大容量かつ料金が安いプランへの乗り換えを検討するタイミングかもしれません。
ギガ不足を解消!大容量で安いキャリアランキング
1位:楽天モバイル

第1位は、筆者も愛用している「楽天モバイル」です。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、月3,278円(税込)でデータ通信が無制限で使えます。
そもそも速度制限がかからないため、LINE電話はもちろん、動画視聴や音楽ストリーミングも気にせず使えます。
管理人: めんま筆者は、2年半ほど楽天モバイルを愛用しています。
さらに、楽天リンクアプリを使った通話は完全無料。
国内通話であれば、何時間話しても通話料金がかかりません。
料金プランはシンプルなワンプランで、データ使用量が3GB以下なら1,078円、20GB以下なら2,178円、20GB超は3,278円と自動で変わるため、使わない月は自然と料金が下がるのも魅力です。
また、楽天モバイルを契約するだけで楽天市場でのポイント還元率が上がるため、楽天経済圏を活用している方にとっては特にお得感が高いキャリアです。
2位:ahamo(ドコモ)


ahamoは、ドコモ回線を使った月額2,970円(税込)で30GBが使えるシンプルプランです。
速度制限時も最大1Mbpsが維持されるため、LINE音声通話は問題なく使えます。
さらに、月額1,980円(税込)をプラスするだけで80GBを追加でき、合計110GBという大容量プランにアップグレードできます。
5,000円以下でドコモの安定した回線を110GBも使えるプランは、他のキャリアにはない強みです。
また、5分以内の国内通話かけ放題が基本料金に含まれている点も魅力です。
長時間の通話には向きませんが、月に短い通話が何本かある方にとっては、実質的なコストパフォーマンスがさらに高くなります。
3位:NUROモバイル


NUROモバイルは、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズが運営する格安SIMサービスです。
知名度こそ大手キャリアには及びませんが、なんとドコモ・au・ソフトバンクのトリプルキャリアに対応しており、3GB月額792円からという業界最安水準の料金が大きな特徴です。
料金プランは大きく「バリュープラス」と「NEOプラン」の2種類に分かれています。
筆者がオススメしたいのは大容量の「NEOプラン」です。
NEOプラン(大容量+SNSカウントフリー向け)


| プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | キャンペーン適用時(12ヶ月間) |
| NEOプラン | 35GB | 2,699円 | 2,209円 |
| NEOプランW | 55GB | 3,980円 | 3,490円 |
NEOプランは、バリュープラスよりも大容量のデータ通信が特徴のプランです。
バリュープラスよりも値段は上がるものの、他社プランと比べても1GBあたりの料金が安く設定されています。
さらに、このNEOプランでは、LINE・X・Instagram・TikTok等のSNS通信量がカウント対象外になります。
SNSやLINEを頻繁に使う方にとっては、実質的なデータ容量が大幅に増えるイメージです。
また、現在は新規・MNP乗り換えで申し込むと月額料金が12ヶ月間491円割引されるキャンペーンが実施中で、期間中はさらにお得に利用できます。
通話料金については、「NUROモバイルでんわ」アプリを使うと通話料が通常の半額にあたる11円/30秒になるため、通話もできるだけ安く抑えたい方に向いています。
コストを重視しながらも、LINEやSNSをよく使う方にはNEOプランが特にオススメです。
まとめ:ギガなし状態でのLINE電話、結論はこれ
この記事の内容を簡単に振り返りましょう。
- 速度制限中にLINE音声通話ができるかは、キャリアによって異なる
- 最大1Mbpsが出るキャリア(ahamoなど)なら、LINE音声通話は問題なく使える
- 最大128Kbps程度のキャリア(povoなど)では、音声が途切れる可能性がある
- LINEビデオ通話は速度制限中には実用に耐えない
- LINE音声通話のデータ消費はごくわずかなので、ギガ節約効果は小さい
- LINEMOの「LINEギガフリー」を使えば、ギガなしでもLINEが自由に使える
- ギガ不足が慢性的な場合は、大容量プランへの乗り換えが根本的な解決策
月末のギガ不足に毎回悩まされている方は、この機会にプランの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
通信費を賢く管理しながら、快適なスマホライフを送りましょう。













