「そろそろ私のiPhone、サポートが終わるのでは…?」と気になって検索された方も多いのではないでしょうか。iPhoneのiOSサポート終了は、ある日突然スマホが使えなくなるわけではありませんが、放っておくとセキュリティやアプリの面で少しずつ困りごとが増えていきます。
この記事では、2026年6月時点の最新情報をもとに、iOSサポートが終了したiPhoneの機種一覧、サポートが終わると具体的に何が起きるのか、自分の端末の状況を確認する方法、そして買い替えるべきか使い続けられるかの判断基準まで、初めての方にも分かりやすく整理しました。読み終えるころには、あなたのiPhoneを「あと何年、どう使えばいいか」がはっきりするはずです。
iPhoneのiOSサポート終了とは?まず基本を整理
iPhoneの「サポート終了」と聞くと、すぐに使えなくなるイメージを持つ方もいますが、実際はそうではありません。まずは言葉の意味から整理しておきましょう。
「iOSサポート終了」と「修理サポート終了」は別物
ひとくちにサポート終了といっても、大きく2種類あります。
- iOSサポート終了:最新のiOS(iPhoneを動かす基本ソフトのこと)にアップデートできなくなること。新機能やセキュリティ更新が届かなくなります。
- 修理サポート終了:Appleでの部品交換や修理が受けられなくなること。一般に販売終了から約5〜7年が目安とされています。
この2つは終了する時期が異なります。多くの場合、先にiOSサポートが終わり、その数年後に修理サポートも終了する、という流れです。検索で多くの方が気にされているのは前者の「iOSサポート終了」のほうなので、この記事でも主にそちらを中心に解説します。
サポート期間の目安は発売から約5〜6年
Appleは公式に「何年でサポートを終了する」とは明言していません。ただ、これまでの実績を見ると、iPhoneは発売からおよそ5〜6年は最新iOSにアップデートできるのが通例です。
つまり、発売から6年ほど経つと最新OSの対象から外れ、その後はアプリの非対応やセキュリティ面のリスクが少しずつ出てくる、というのが大まかな流れです。新しいiPhoneほどサポート期間に余裕があり、古い機種ほど終了が近いと考えておくとよいでしょう。
【2026年最新】iOSサポートが終了したiPhone一覧
ここからは具体的に、どのiPhoneがサポート終了になったのかを見ていきます。2025年秋に配信された「iOS 26」と、2026年6月のWWDCで発表された「iOS 27」の対応状況が、判断の基準になります。
iOS 26でサポート終了になった機種
2025年秋に配信されたiOS 26では、次の3機種が対応機種から外れました。
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
これらはいずれも2018年に発売されたモデルで、搭載チップは「A12 Bionic」です。iOS 26が対応条件を「A13 Bionic以降」に引き上げたため、対象外となりました。つまりこの3機種にとっては、「iOS 18」が最後のバージョンということになります。
iOS 27の対応機種は「iPhone 11以降」
2026年6月のWWDCで発表されたiOS 27は、対応機種をiOS 26から据え置き、引き続き「iPhone 11以降」をサポートします。具体的な対応機種は次のとおりです。
- iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 16シリーズ/16e
- iPhone 17シリーズ/iPhone Air
- iPhone SE(第2世代以降)
2019年発売のiPhone 11シリーズまで対応するため、「過去最大の機種をサポートするiOS」とも言われています。iOS 27は2026年6月下旬から開発者向けベータ、7月からパブリックベータを経て、2026年秋に正式リリースされる見通しです。
次にサポート終了が近いと予想されるiPhone
あくまで予想ですが、これまでの流れを踏まえると、次にサポート終了が近いのは「iPhone 11シリーズ」だと考えられます。iPhone 11は2019年発売で、iOS 27まで対応すれば発売からすでに7年。例年のペースなら、次の「iOS 28」(2027年予定)で対象外になる可能性があります。
参考までに、主なモデルのサポート終了の目安は次のとおりです(いずれも発売年からの予想で、確定情報ではありません)。
- iPhone 11シリーズ(2019年発売):iOS 27まで対応。次のiOS 28で終了する可能性
- iPhone 12シリーズ(2020年発売):おおむね2027〜2028年ごろまでが目安
- iPhone 13シリーズ(2021年発売):おおむね2028〜2029年ごろまでが目安
- iPhone 14シリーズ(2022年発売):おおむね2029〜2030年ごろまでが目安
- iPhone 15シリーズ以降(2023年〜):当面はサポートが続く見込み
iPhone 12以降を使っている方は、まだしばらく余裕があります。とはいえOSの対応はあくまで目安なので、毎年秋のiOS発表時に最新の対応機種を確認する習慣をつけておくと安心です。
iOSサポートが終了するとどうなる?4つの影響
「最新iOSにできないだけなら、別に困らないのでは?」と思うかもしれません。しかしサポート終了後は、いくつかの面でじわじわと不便やリスクが出てきます。代表的な4つを見ていきましょう。
1. セキュリティ更新が止まる
最も注意したいのがこれです。iOSのアップデートには、新機能だけでなく、新しく見つかった脆弱性(システムの弱点のこと)を塞ぐ修正が含まれています。サポートが終了するとこの修正が届かなくなり、弱点が放置された状態になります。
その結果、新種のウイルスやマルウェアへの防御力が下がり、フィッシング詐欺や悪意のあるアプリを通じて個人情報を抜き取られるリスクが高まります。
2. アプリが使えない・更新できなくなる
アプリは新しいiOSに合わせて作られていくため、古いOSのままだと少しずつ取り残されていきます。具体的には、新しいアプリをインストールできない、既存アプリのアップデートが止まる、一部の機能が使えなくなる、といった症状が出てきます。
LINEやSNSなど、よく使うアプリで「このバージョンには対応していません」と表示されるようになったら、サポート終了が近づいているサインです。
3. ネットバンキングや決済への影響
意外と見落としがちなのが、お金まわりのアプリです。多くの銀行やキャッシュレス決済サービスは、安全性の観点から「最新から数バージョン以内のiOS」でのみアプリの利用を認めています。
サポートが終了して古いiOSのままだと、ネットバンキングやQRコード決済のアプリが使えなくなり、日常の支払いに支障が出る可能性があります。普段スマホで支払いを済ませている方ほど、影響は大きくなります。
4. 新機能が使えない
最新iOSで追加される便利な機能や、Apple Intelligence(Appleの生成AI機能のこと)のような新しい仕組みは、サポート対象の機種でしか使えません。サポートが終了すると新機能の恩恵を受けられず、周りの人との「できること」の差が少しずつ広がっていきます。
自分のiPhoneのサポート状況を確認する方法
「結局、自分のiPhoneは大丈夫なの?」を確かめる方法は、とても簡単です。スマホ操作が苦手な方でも、1分ほどで確認できます。
モデル名と現在のiOSバージョンを調べる
まずは自分の機種と、今のiOSバージョンを確認しましょう。
- モデル名:「設定」→「一般」→「情報」を開き、「機種名」の欄を見る
- iOSバージョン:同じ「情報」画面にある「iOSバージョン」を見る
ここで分かったモデル名を、先ほどの対応機種一覧と照らし合わせれば、サポートが続いているかどうかが分かります。
アップデートの有無で確かめる
もうひとつ簡単なのが、アップデートの確認です。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開いてみてください。
最新iOSへの更新案内が出れば、まだサポート対象です。逆に「お使いのソフトウェアは最新です」と表示され続け、周りが使っている新しいiOSに上がれない場合は、サポート対象から外れた可能性があります。
サポートが終了したiPhoneはどうすべき?
サポートが終了したからといって、必ずしもすぐ買い替えなければいけないわけではありません。使い方によって、最適な選択は変わってきます。
すぐ買い替えを検討したほうがよい人
次のような使い方をしている方は、早めの買い替えがおすすめです。
- ネットバンキングやキャッシュレス決済を日常的に使う
- 仕事の連絡やメール、重要な個人情報をスマホで扱う
- LINEやSNSを毎日メインで使っている
これらはセキュリティとアプリ対応が重要なので、サポートが切れた端末を使い続けるリスクが大きくなります。
工夫すればまだ使える人
一方で、用途を限定すれば、サポート終了後もしばらく活躍させられます。
- 自宅Wi-Fi専用の音楽プレーヤーや動画視聴用に使う
- 子ども用のカメラやゲーム機として使う
- 目覚まし時計やサブ機として使う
ネットバンキングのような重要な操作はしない、と割り切れば、リスクを抑えつつ無駄なく使い続けられます。バッテリーがへたってきた場合は、交換することで快適さが戻ることもあります。
安全に使い続けるための対策
どうしても使い続けたい場合は、最低限の対策をしておきましょう。
- 怪しいリンクやメールは開かない
- 公式ストア以外からアプリを入れない
- 重要なパスワードやお金の管理は、別の新しい端末で行う
- 公共のWi-Fiでは重要な操作(決済・ログインなど)を避ける
iPhoneを買い替えるときのポイント
買い替えを決めたら、できるだけ長く・お得に使える選び方をしたいところです。最後に、押さえておきたいポイントをまとめます。
新品・整備済・中古をどう選ぶか
予算と安心感のバランスで選びましょう。
- 新品:サポート期間が最も長く、結果的に長く使える。長期間使いたい人向け。
- 認定整備済製品:Appleが整備し保証も付く。新品より安く、品質面も安心。
- 中古:価格は最も安いが、発売から年数が経っているとサポート終了も早い。状態とモデルの新しさを要チェック。
「安さ」だけで数年前のモデルを選ぶと、またすぐにサポート終了が来てしまうことも。長く使うなら、できるだけ新しいモデルを選ぶほうが、結局はおトクになりやすいです。
データ移行と下取りの準備
買い替え前に、写真や連絡先などのデータをバックアップしておきましょう。iCloudやパソコンに保存しておけば、新しいiPhoneへスムーズに引き継げます。
また、古いiPhoneは各キャリアやAppleの下取りプログラム、中古買取に出せば、購入費用の足しにできます。サポートが切れても値段がつくうちに手放すのが、賢い選択です。
iPhoneのiOSサポート終了に関するよくある質問
最後に、サポート終了について多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
サポートが終了したiPhoneは、その日から使えなくなりますか?
いいえ、すぐに使えなくなるわけではありません。電話やメール、LINEなど、これまで使っていた機能は引き続き利用できます。ただし、時間が経つにつれてアプリの非対応やセキュリティ面のリスクが増えていくため、「すぐ止まる」のではなく「少しずつ不便になっていく」とイメージしておくとよいでしょう。
サポート終了を知らせる通知は届きますか?
基本的に「サポートが終了しました」という明確な通知は届きません。毎年秋に新しいiOSが配信される際、自分の機種が対応一覧から外れていることで気づくケースがほとんどです。心配な方は、本記事で紹介した「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、最新iOSへ更新できるかを定期的に確認しておきましょう。
iOSのサポートが終わっても、セキュリティ更新だけ来ることはありますか?
まれにあります。Appleは、重大な脆弱性が見つかった場合に限り、サポートが終了した古いiOS向けにも緊急のセキュリティ更新を出すことがあります。ただしこれは例外的な対応で、いつまでも続くものではありません。あくまで一時的な救済と考え、根本的にはより新しい端末への移行を検討するのが安全です。
iPadもiPhoneと同じようにサポートが終了しますか?
考え方は同じです。iPadを動かす「iPadOS」も、毎年新しいバージョンが出るたびに、古いモデルが対応から外れていきます。発売からおよそ5〜6年が目安という点も、iPhoneと共通です。お使いのiPadの状況も、同じように「設定」→「一般」→「情報」から確認できます。
使わなくなった古いiPhoneは、どう処分すればよいですか?
データを消してから手放すのが大切です。「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」で、中の情報を安全に消去できます。そのうえで、下取りや買取に出すか、自治体やキャリアの回収サービスを利用しましょう。手放す前に、Apple IDからのサインアウトも忘れずに行ってください。
結局、何年ごとに買い替えるのが目安ですか?
ひとつの目安は「4〜5年」です。発売から5〜6年でiOSサポートが終わることを踏まえると、その少し手前で買い替えると、常にサポート対象の安心な状態を保てます。もちろん、用途を限定してサブ機として使うなら、それより長く付き合うことも十分に可能です。ご自身の使い方に合わせて、無理のないタイミングを選びましょう。
まとめ
iPhoneのiOSサポート終了について、最新情報と対策を整理しました。大切なのは、終了を過度に恐れることではなく、自分の機種の状況を正しく知り、早めに備えておくことです。
2025年のiOS 26ではiPhone XS・XS Max・XRが対象外となり、2026年のiOS 27はiPhone 11以降に対応します。サポートが終了すると、セキュリティ更新の停止、アプリの非対応、ネットバンキングや決済への影響といった不便が、少しずつ出てきます。
まずは「設定」→「一般」→「情報」から自分の機種を確認し、対応機種一覧と照らし合わせてみてください。重要な情報やお金を扱うメイン機なら早めの買い替えを、用途を限定できるならサブ機として活用を、と使い方に合わせて判断するのがおすすめです。あなたのiPhoneを安全に、長く使うための参考になれば幸いです。

